うまい!サクサク!エビの天ぷらそば!!!
天ぷらそばって何?
あなたは”天ぷらそば”と言うものをご存知でしょうか?
もしかしたら
お蕎麦を天ぷらにしたもの
と思っている方もいるかもしれませんね
と、言うか、そもそも天ぷらと言うものをご存知ないかもしれません
と、言う事で今回は
天ぷらそば
を作ってみました
天ぷらそばの作り方
さて、今から”天ぷらそば”を作るわけですが
あまり”天ぷらそば”と言うものを知らない人にとっては
「もしかしたら朽木から幼虫的なものをほじくり出して食べる的なものではないか?」
などと想像されていると思います
ですが、安心してください
”天ぷらそば”はサムネイルにもあるように
”そばの上にエビの天ぷらを乗せたもの”
です
では、その作り方をみてゆきましょう
1、天ぷら粉を用意しよう
天ぷらを作りには絶対に必要なものとして
天ぷら粉
と言うものが必要になります
あくまで、今回は私の店で使っている天ぷら粉の作り方です
用意する物は
- 小麦粉(中力粉)
- 塩(ほんの少々)
- 卵黄
- 重曹
- 水
これだけ多くのものを用意しなくてはなりません
非常にめんどくさいでしょうし重労働です
- 目安として小麦粉500gくらいに対して
- 塩を耳かきに一杯くらい
- 卵黄は1つ
- 重曹は小さじに3分の1杯弱
- 水はとんかつソースくらいの硬さになるように加減して入れる
もう、多分、素人の方には難しすぎてできない作業だと思いますが
なんとか頑張って天ぷら粉を作ってください
2、エビを下ごしらえしよう
次にエビの天ぷらそばを作るのに必要なものが
エビ
です
エビがなくては”エビの天ぷらそば”は絶対に作れません
エビのサイズは16-20と言うサイズか、LもしくはLLくらいのサイズが
器に入れてもかっこいいサイズです
エビを購入するなら、初めから頭をとって殻をとってハラワタもとってくれている
ものを購入するのが楽で良いです
ただ、エビの尻尾は付いているものを購入してください
エビの天ぷらで尻尾が付いていないとかっこ悪いです
で、エビですが
油であげる前に粉をまぶしておくと良いです
と、言うのも粉をまぶしておく事で
天ぷらはさらにサクサクと揚がり
水で溶いた天ぷら粉を痛めにくくなり
水溶き天ぷら粉の品質が悪くなりにくいです
で、
エビの尻尾ですが両はしの部分は爪などで軽く開いてあげて
真ん中のとんがった部分は
必ず爪などで潰しておきましょう
尖った部分には空気とか水(体液?)とかが入っていて
油に入れると”パンッ!”とはじけて熱せられた油を飛び散らせます
非常に危険でなんども火傷しました
3、エビを油に入れる!!
では、次に粉をまぶしたエビを熱した油に入れますが
油に入れる前に水溶き天ぷら粉にきっちりとつけましょう
店では尻尾まで水溶き天ぷら粉にはつけませんが
好みで尻尾までしっかし水溶き天ぷら粉につけてもらっても
大丈夫です
さて、これでエビをやっと熱せられた油に投下できます
ここまでで、およそ7年ほど時間がたっています
エビを油に入れると、初めは沈んでいますが
数秒すると浮かび上がってきます
その浮かび上がった瞬間を絶対に見逃してはいけません
なぜなら
その浮かび上がってくる瞬間のほんのコンマ0.03秒前に
エビ天に水溶き天ぷら粉を天ぷら箸を使って、ぶっかけるからです
そんな難しいテクニックではないですが
ワシャワシャワシャとしてサササササー
と水溶き天ぷら粉をかけてあげると
それなりに、綺麗に花を咲かせたエビ天が揚がります
裏表きっちり揚げてあげてください
よりサクサクになります
4、ノリを揚げよう!
次は、あしらえに揚げノリを揚げてあげます
ここで注意するのは
ノリは非常に湿気を帯やすいものです
湿気を含んだまま
油に投下すると、クルクルになって
かっこ悪いです
なので私は
フライヤーの排熱口で炙って湿気をとってから水溶き天ぷら粉を
つけて油であげるようにしています
こうする事でノリがクルクルになってしまうことが
結構防げます
5、天ぷらを盛り付けよう!
では、美味しく揚がった天ぷらを盛り付けて行きましょう!
エビは尻尾部分でクロスするように重ねると
ちょっとかっこいいですが
個人の好みがあるので好きに盛り付けてください
あ、”そば”ですが
前回のに”しんそば”同様
氷水でキンキンに〆て置いてから湯通ししております
詳しくは前回の”にしんそば”をお読みください
同じことを何度も書くのは
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
6、お出汁を入れよう!
さて、作業は大詰めを迎えています
この状態になるまでに約33年かかっています
お出汁ですが、天ぷらは水分を含むと
オマエラのようにフニャフニャになってしまいます
なので、お出汁は天ぷらに直接かけないように
器側にゆっくりと注ぐようにしてください
まぁ、天ぷらを盛り付ける前にお出汁を入れてもいいんだけどね
27、完成!!
薬味でネギを入れて完成です!
あ、先ほどお出汁を後入れにした理由を書いておくと
出汁が多すぎると、エビ天がお出汁にヒタヒタに浸かってしまい
お客さんに配膳する頃には、エビ天がフニャフニャになってしまうので
出汁の入れすぎ防止のためにお出汁は後入れにしています
実食!
では、早速”エビの天ぷらそば”を食べてみましょう!
まずは
サクサクに揚がったエビの天ぷらを食べてみましょう!
サクサクです!
次は
揚げたてのノリの天ぷらです
うおお!
どうですか!これがノリの天ぷらです!
そしてそして・・
そばですが、もうこれは”そば”ですね!
まさしく”そば”って感じです!
出汁まで完食してしまいました
エビの天ぷらそばを食べた感想ですが
まさしく”エビの天ぷらそば”という感じの
味わいでした
うん、まさしく”エビの天ぷらそば”でした、はい。
水溶き天ぷら粉が残ってしまった!
さて、ところで、エビ天を揚げた後にどうしても
水溶き天ぷら粉が残ってしまいますよね?
極少量なら捨てても構わないかもしれませんが
割と残ってしまうと捨てるのが勿体無いですよね?
何か再利用できないか?
とみなさん思われていると思います
そこで、
え!!水溶き天ぷら粉がこんな事に使えるんだ!
というのを少しだけ紹介いたしましょう
1、入っているものは全部食せるものだから安心!
さて、水溶き天ぷら粉に入っているものは全て食せるものばかりですから安心して口に入れることができます
例えば スポーツジムなどで運動されている方がよく飲んでいる
白いドロドロした感じの飲み物
あれは水溶き天ぷら粉です
そして、夜に奥さんが顔に白いのを塗っている事があるでしょう
顔面パックっていうのかな?
もちろん、あの白いのは”水溶き天ぷら粉”です
もともと食べれるものばかりですから安心です
そして驚かれるかもしれませんが
白鷺城という異名をもつ姫路城
真っ白い壁が特徴のお城ですが
ええ、もちろん、あの白い壁も”水溶き天ぷら粉”
でできています
ちなみに私は
残った”水溶き天ぷら粉”では
お好み焼き
しか作った事がありません
まとめ
さて、みなさま
美味しいエビの天ぷらそば作れましたか?
ちなみに、今回の記事の一部には嘘が入っております
ご注意ください
最後に
天ぷらをあげる油の温度は
私の場合ですが
およそ
180度〜185度
くらいであげております